2020.03.02

飲食・小売店スタッフさんの不満やストレスについて考える②

シフトは給与に直結する。だからこそ「離職」問題の解決に重要なポイント

前回に引き続き「はたLuck」が行ったアンケート(2020年1月)結果を見ていきましょう。

 

「どんなことに不満やストレスを感じていますか?」という質問に対し、上位2位は現場での情報共有に関する悩みや不満でした。今回は同じく高い数値となった、3位のシフト問題について考えてみたいと思います。

 

 

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<理由を考える>

上記の結果になった理由を考えてみると、シフトワーカー特有の不満・ストレスになっていると思われます。

 

前回もお話しした通り、調査した店舗の従業員の約7割がシフトワーカーであり、1店舗あたりの登録人数も多くなっています。すると、出勤したい曜日や時間が重なり、仕事に入りたい時に入れない、また働けないからスキルが身につかず、シフトから外されてしまう、という悪循環が生まれているようです。このような状況が、シフトの不平等さに不満を持つスタッフと店長、またスタッフ同士の軋轢を生み出し、最終的には人間関係を理由に離職、という状況に繋がってしまうのです。離職に至らずとも、不満を持つメンバーでグループが形成され、陰口が横行するような職場になるケースもあります。
 
 

このようにシフトの不平等はアルバイトにとっては給与に直結する深刻な問題です。不平等の改善が大変重要になります。

 

 

<取り組むべきこと>

シフトの自動作成で、不公平、人件費率、労務問題をクリアにすることです。

 

スタッフそれぞれの勤務可能な時間、スキルレベル、時給を組み合わせ、人件費率を保ちつつ労務管理(過剰な残業を避けるなど)もクリアする、さらに人の感情まで配慮するとなると、シフト作りはかなり複雑な業務になります。

 

その複雑なロジックを処理するのは、人間よりもコンピューターが得意とする領域です。シフトを自動作成できるソフトウェアを導入し、合理的なロジックに基づいた適切なシフトを提示する方が、スタッフの理解を得られる近道なのかもしれません。